【WIXOSS】ウィクロス昔話
あるところに
翠太郎さんと
おばあちゃんがいました。
すくすくと育って行く翠太郎さんに、おばあちゃんは
「命の大切さを教えてあげないと」
と言って
犬と
猿と
鬼神をペットとして与えました。
犬と猿はとても仲がよく、
猿がいると犬は大変張りきります。
そんな2匹のキマシを見ていた鬼神も、元気を与えられています。
おばあちゃんはペットを探すときにお金にゆとりがあると
「のじゃーーーーーーーーー」
と叫ぶかっこいいロボットも買い与えてくれます。
翠太郎さんが成人すると、
ペットを引き連れて鬼ヶ島に鬼退治にたどり出かけます。
そんな翠太郎さんへ、おばあちゃんは
どんな敵も倒す「棘団子」を作る職人も買い与えてくれました。
そして翠太郎さんたちは鬼ヶ島にたどりつきました。
しかし、鬼たちを倒すには一筋縄ではいきません。
「棘団子」を早々に使ってしまうか悩んでいると、
「のじゃーーーーーーーーー」
とロボットが大地を駆け回ります。
すると、弱い鬼たちは倒れていき
強い鬼たちもヘトヘトになっていきました。
好機と見た犬と鬼神も鬼を次々と貫いていきます。
すると
最強の鬼が現れました。
強敵を前にエリクサー症候群ではない翠太郎さんは、
棘団子を使い最強の鬼も倒していきます。
手持ちの棘団子を使い切りましたが、
鬼ヶ島を制圧することができませんでした。
次々と現れる鬼達に、
翠太郎さんは恐ろしさと絶望に涙すら流しました。
そして翠太郎さんの命が危ぶまれす。
そんな翠太郎さんの危険を家にいながら察知したおばあちゃんは、
真の力を解放し
お星さまになりました。
「のじゃーーーーーーーーー」
そして、最後の救援物資も送ってくれました。
さらに、
旧友の花代さんと、翠子さんでも緑姫でもない謎の少女の力で
団子職人も蘇り、翠太郎さんも戦うための力を得ました。
こうして、弱い鬼たちはペットやロボットが、
強い鬼達を団子職人や翠太郎さんが倒していき、
なんでも拾ってくる近所の猫や
ビッグゲームハンターも駆けつけてきて、
なんとか鬼ヶ島を制圧することができました。